京都女子大の小波です。
土曜日にこの依頼を日本Rubyの会のMLに投稿したのですが,そち
らは見ていないという人がおられ,また今日までレスポンスがない
ので,改めてこちらに投稿いたします。よろしくお願いします。
最近,大学間で運用するeラーニングシステム構築のための会議メ
ンバーに加わって作業をしています。そこで解決したい課題が発生
していますので,ご相談ということでポストします。助言をいただ
けると幸いです。
なお,この案件は有償での開発を予定しています。ビジネスとして
関心をもたれる人がおられましたら,私宛の個人メールで連絡願い
ます。開発コミュニティを立ち上げてそこで作業するといったスタ
イルもあり得ますし,個人による開発も歓迎します。これ自体のビ
ジネス価値はさほど大きくありませんが,パイロット事業ですので,
今後の展開は見込めると思います。
【やりたいこと】
数学のリメディアル教育のためのコンテンツを作成したい。リメ
ディアルというのは,ようするに大学生の新入生に分数の計算と
か,数式の展開や因数分解,グラフの読み方といった「やり直し」
のことです(なんで英語から借りてくるんだか)。
もう少し具体的なイメージを下に例示しますので,それを参考にし
てください。
既存のmoodle で動いているシステムがあり,そのユーザが数学問
題集のCGIシステムへ飛んで,出される問題に回答する。問題はラ
ンダムなパラメータを含み,常に異なった回答が要求されるように
なっている。以下の例を参照。
(例1) 2/3 + 3/5 が出題されて,間違ったら 1/8 + 2/7 が次に
出題される。
(例2)x^2 + 2x + 1 の因数分解が出題されて,(x+1)^2 と回答
できなかったら,次に 4x^2 + 4x + 1 が出題される。
#以下,問題と回答の方法だけを例示します。
(例3)2つの1次不等式とそれを示したグラフが提示され,同時に
グラフには数個の点がマークされている。各点がどの条件を満た
しているかを回答する。
(例4)文章題が出題される。問題文中の数字などのデータはラン
ダムに組み込まれる。答を計算して回答する。
以上のような問題について,結果がただちに採点されて,間違いで
あればやり直しの問題が出される。ユーザは回答を続けるか,結果
を記録して終了するかする。
結果はもとの moodle のシステムに戻されて記録される。
【条件】
moodleと連携したシステムであること。
#私個人にとってはこのことが大問題です。Ruby の CGI の部分は
#やれば自力でも作れるのですが,moodle に関してはまったく知
#識がなく,勉強する時間もまったくありません。このインタフェ
#ースさえ開発できれば,あとは楽な作業です。
【Ruby アプリケーションである必要性】
このことは直接には必要でありません。しかし,有理数の計算や数
式をパーズしたりする仕掛けは Ruby だと非常に作りやすく,すぐ
に利用できるライブラリも存在しています。
http://www.math.kobe-u.ac.jp/HOME/kodama/tips-RubyPoly.htmlまた Ruby on Rails を使えるかもしれません。その意味で Ruby
によるアプリケーションの優位性はあると考えます。
また,この開発に成功すれば,e-ラーニングの世界で普及している
moodle と Ruby アプリケーションの連携の突破口にもなり,今後
さまざまの活用が広がると思われます。